2010年01月06日
川俣晶の縁側歴史と文化下高井戸周辺史雑記 total 3620 count

赤堤通り団地・赤堤通り・上北沢変電所はワンセットで開発されたという仮説

Written By: 川俣 晶連絡先

 赤堤通りの「経堂赤堤通り団地」交差点を起点に再度歩きましたが、かなり梅ヶ丘に近い場所まで東京電力のマンホールがありました。(その先は歩いていない)

 つまり、上北沢変電所に至る地下送電線の少なくとも1本は赤堤通りにあると見て良いようです。

 赤堤通りが、かつて「経堂赤堤通り団地」交差点までであったことを考え合わせると、何となく見えてきます。

  • 赤堤通り団地の建設に伴い電力供給のために作られたのが上北沢変電所である
  • 赤堤通り団地は先進的な地下送電網を持つものとしてデザインされた
  • 赤堤通りという道路は、赤堤通り団地から都心方向のアクセスのために作られている。その際、地下にも送電線が用意された

 そうなってくると気になるのは地下送電線の源流です。世田谷代田付近で環七付近で合流して終わることは明らかです。

  • 現・赤堤通りの下を小田急線北部に沿っていくのか
  • 元・赤堤通りとも言えるべき道路は梅ヶ丘と世田谷代田の間で踏切を越えて南に行くがそれに沿っていくのか
  • それとも別の経路なのか

 そもそも終点がどうなっているのか、という点も含めて興味深いところです。

下高井戸周辺史雑記